今回は日本酒レポではなく葡萄酒レポです。そうワインです。11月に呑んだんだけど記事にするの忘れてました。
今回飲んだのはあじろん 初しぼり。
「あじろん」って何だろうと思ったら品種でした。昭和初期まで栽培されてた古い葡萄だそう。あじろん…なんかかわいい名前だ。
エチケットのデザインはまあ可もなく不可もなく。
あまり期待せずに呑んだら思ったより美味しかった…。甘いんですが渋みもあるんで料理と合いやすい。ベリーのような爽やかもあり奥行きがあります。ただ甘いと食前酒にしかならないんだよね。
こちらのワイナリーは「蒼龍葡萄酒」さん。
名前が全部日本語でかっこいいぞ。キャラ化したらちょっと痛めなイケメンって感じです。
サイトもオサレな感じ↓
ちなみにこのワイン、旦那さんがスーパーで買ってきたんだけどあっという間に売り切れたんだそう。値段も手頃だったし。ケース買いする人もいるらしい。
この日のつまみのアニメは昔の方の「銀河英雄伝説」この間、新しい方は見たんだけど内容を省きまくりで初見だけだと消化不良。古い方は最後まできっちり映像化してるのでAmazon primeで見ることに。
最初の方は絵が古いし作画も安定してなくて見るのが辛かったんですが14話目くらいから話に入っていけるようになりました。劇中で使われるクラシックの使い方が絶妙です。新しいアニメよりも全然いい。
あとエンドロール見るたびに声優さんが大御所ばかりで凄いです。
昔の作品なんですでにお亡くなりになられた方もいるのですが、それにしたって凄い。堀川亮、富山敬、キートン山田、若本規夫、佐々木望、塩沢兼人、池田秀一、青野武、永井一郎、あと全然知らない方も多数…。調べると声優さんが足りなくなって普通の役者さんを使ってたりもしてたんですね…。
でね、その声の演技を聞いてると「あー、役者さんが声優を副業でやってた時代なんだな」とつくづく思いました。今の声優さんは完全に声優としてカテゴライズされてるんだけど、昔の声優さんは入り口が役者からだから演技が人間臭い。演技も大きな抑揚がなく訥々とした感じで、キャラを演じてるというより人物を演じてる感があって今見ると新鮮。洋画の声をあてるのもアニメの声をあてるのもそんなに区別してなかったんじゃないのかなあと思ったり。
銀英伝では女性キャラが少ないのですが、その女性キャラの声優さんの演技も落ち着いてて聞いてて気持ちいいです。1人の大人の女性を演じてる。小山茉美さんとか榊原芳子さんとかまさに大人の女性!って感じ。
あ、今の声優さんのディスりではないですよ。今の声優さんも個性的だし、演じ分けもできてる人も沢山いていいなと思います。というか今の声優さんの方が器用だと思う…。歌って踊ってバラエティ出てて何でも出来ちゃう。
なんというか、時代でこんなにも演技の感覚が変わるんだなという事を実感したわけでした。